淀川と木津川の合流地点に形成された城下町

東京都
港区
淀池上町
淀下津町
淀新町





交通
京阪電鉄淀駅下車徒歩











2007.09.11
文禄3年(1594年)に伏見と大阪に城を構えた豊臣秀吉は、両城下町を最短で結ぶため、淀川沿いに淀堤(文禄堤)を構築しその上に京街道を整備した。元和5年(1619年)に大阪が徳川幕府直轄になり大阪城京橋口の京橋を基点とした京街道は三条大橋で東海道に直結され、最終的に東海道となった。淀は京街道(東海道)の宿駅で淀城の城下町でもある。淀川と木津川が合流する場所に建設された城下町は下図のごとく水に囲まれている。
現在の淀の古い町並みは旧道沿いに見られるが、淀駅周辺でかつての町人町が逆コノ字に曲がっていたため、その線形に沿って見られるという特徴がある。しかし、面影はかなり薄らいでいる。
淀城下絵図(上)

池上町の町並み(左)

京阪淀駅前のアーケード。駅の高架化に伴って駅の位置が変わるようだが、この商店街はどうなるのか(上)

下津町の町並み(左上)

旧街道が屈曲している場所は旧城下町では町人町が逆コノ字で避けていたところ。(左)
旧町人町が逆コノ字に曲がっているところの町並み。(上)

淀新町の町並み(左)
淀新町の町並み
旧城下町の端だった孫橋。
参考資料 リンク
京都市

参考文献