岡崎公園
京都の近代化を象徴する歴史的公共建築群

京都府
京都市
左京区
岡崎最勝寺町
岡崎成勝寺町
南禅寺草川町
ほか




交通

市営地下鉄東西線東山駅下車





岡崎公園





2016.08.09


 
現在の岡崎公園周辺は平安時代後期、京・白河と並び称され、整然とした街区に平安貴族の別業や法勝寺等の大寺院が建立された地域である。その後、宅地化と農村化を繰り返したが、明治期に建設された琵琶湖疏水完成後の明治28年に、平安遷都千百年記念祭と第四回内国勧業博覧会が開催され、以降暫く継続的に博覧会が開催された。その後、平安神宮、動物園、府立図書館、市勧業館などが次々に設置され、昭和8年に京都市美術館、昭和12年に公会堂東館が建てられた。そして戦後、昭和35年に京都会館、下って国立近代美術館など、公共建築が次々に整備された。
京都市美術館
昭和8年、西洋建築の上に和風の大きな屋根を載せた様式。


京都府立図書館(左上、上)
明治42年開館。現在の建物は一部を保存したもの。

みやこめっせ(左下)
京都会館(ロームシアター)
昭和35年、前川國男設計。改修後の現在はネイムライツによりロームシアターと呼ばれる。
京都会館(ロームシアター)
京都会館(ロームシアター)
平安神宮
岡崎公園東側(岡崎南御所町)の町並み
岡崎公園南側、南禅寺草川町の邸宅街
南禅寺草川町の無鄰菴
山形有朋の旧別邸
蹴上水力発電所第二発電所建屋
明治45年、煉瓦造平屋建て
参考資料 リンク
京都市


参考文献
『日本の町並み 下巻』 苅谷勇雄・西村幸夫編著 山川出版社