八代 城下町から企業城下町として発展した県南の都市

熊本県
八代市
本町4




交通
JR鹿児島本線新八代駅、八代駅下車バス利用






八代




2009.12.20
八代は熊本県南部、古来より陸上、海上交通の便に恵まれ、八代城(松江城)の城下町として発達した。近年は、製紙、パルプ、繊維、セメント、酒造などの中小工場が多い熊本県随一の工業都市となった。
八代もJR八代駅が中心市街からとても離れていて、最近開通した九州新幹線の新八代駅も同様。城址の南側球磨川(前川)との間が町人町から発展した本町でアーケード商店街となっている。そのアーケードを西へ抜けた本町4丁目辺りがかつての遊郭だったと思われる。『全国遊郭案内』(昭和5年)によれば、貸座敷7軒、娼妓役60人がいたとある。本町4丁目を丹念に歩いてみたが、旧遊郭の面影は見出せなかった。八幡宮前の本町通りにタイル貼りの銭湯、仕出し屋、割烹を見つけたことぐらいか。

本町4丁目の本町通り
仕出し屋が二軒あった。
本町4丁目の本町通りから南(前川)へ入った辺り。割烹があった。
 
本町4丁目の本町通り
八幡宮近くにタイル貼りの銭湯があった。

本町4丁目の八幡宮(上)

八幡宮前の町並み(下)
町工場が多い。

旧城の西側にあたる西松江城町は江戸時代は武家屋敷町。(左)

中心市街地から西へ大きく離れたところにある八代駅。駅裏一帯は日本製紙の工場。八代は日本製紙の企業城下町でもある。(上)
駅前の商店街(左)
参考資料 リンク
八代市

参考文献