岩奥 | 平家伝説の里五家荘入り口の棚田集落 | |
熊本県 八代市 (旧泉村) 泉町 岩奥 交通 岩奥 1995.09.08 |
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1300〜1700m級の九州山地の奥深い位置に点在する五家荘は八代市泉町(旧:泉村)の中の旧村であった椎原、仁田尾、樅木、葉木、久連子の5つの集落の総称である。五家荘は九州の秘境と言われている閉ざされた地域であったが、村に伝わる平家伝説を訪ねて観光客も足を踏み入れるようになった。また、西日本外帯山地に分布する山岳集落の最西端でもある。 五家荘への入り方は肥薩線人吉駅から子守唄で有名な五木村を経由して入るルートと旧泉村の中心市街だった柿迫から峠を越えて入るルートなどがあるが、車であれば後者になる。柿迫から谷を上がっていくと眼下に棚田が広がる美しい岩奥集落が現れる。岩奥からいよいよ山道は険しくなり、一山超えると葉木地区に至る。 岩奥神社で行われる岩奥神楽は明治四十三年頃甲佐町の神官赤星氏により伝授養成されたという。もともと肥後神楽の流れをくみ伝統は頗る古いが起源は詳細ではない。肥後神楽の由来は阿蘇家が国造りとして肥の国に勢力を得るに及んで阿蘇は肥の国文化の中心地として繁栄し、官司舞として発祥した。神楽が農民と連携を深めその内容の間に普及するに至った。それ以来、村の若者の間にも舞われ神楽は祭と共に関係を保ち神楽を通して神社崇拝の実を示し今日に至った。熊本県重要無形民俗文化財として指定を受けている。 |
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参考資料 | リンク 八代市 参考文献 |