本渡 昭和39年の大火後に復興整備された商店街

熊本県
天草市
中央新町





交通





本渡





2018.07.29

天草市本渡(旧本渡市本渡)は、天草地方の経済の中心地である。中心市街地は、町山口川を挟んで上町・下町に分かれ、バスセンター・商店・旅館などがある繁華街である。天草諸島の小さな島をめぐる旅の通過点として宿泊し夜の町を歩いたら、昭和な商店街が眼を引いた。早速ググってみると大火後の復興商店街であることが分かった。1964年10月25日の未明に発生した火事は、中央商店街をほとんど焼き尽くしたという。早朝、復興の町を歩いた。

町山口川にかかる橋上から見た中央銀天街(アーケード商店街)の入口(上)。町山口川を挟んだ北側の町は大火を免れている(左上)。大火後に造られたアーケード商店街(左下)。
中央銀天街の町並み
様式、材料とも昭和40年代の特徴がよくわかる。
中央銀天街の町並み
様式、材料とも昭和40年代の特徴がよくわかる。
中央銀天街の町並み
アーケード商店街の南の入口
銀天街の周りの飲食店街
銀天街から西へ
アーケードはなくなるが商店街は続いている。
銀天街の一本西側の通り
歩道上がアーケード化しており、大火や戦災復興都市で見られる不燃建築が並んでいる。
このような建物は大火を免れたのか
表通りから入ったところに現れたモダンな建物。煙突や造りからかつては銭湯であろう。
アーケード商店街み面する大きな商家。
町山口川に沿ったエリアは飲食店街
祇園橋
国の重要文化財に指定されている。石造桁橋では国内最大級。建造年代は1832年(天保3年)で、時の庄屋大谷健之助が発起して、切支丹殉教戦200年祭をめどに着工完成。石材石工ともには下浦。

本渡中央新町の町並み
諏訪神社の参道沿いの石塀
参考資料 リンク
天草市

参考文献