山手 みなとの見える丘 旧居留地の西洋館群

神奈川県
横浜市
中区
山手町





交通

JR根岸線
石川町駅下車


市道山手本牧線



山手が横浜開港場の居留地に加えられ、26地区の競り貸しが行われたのは慶応3年(1867年)からであった。諸外国の公使館や領事館、住宅、教会、学校、公園、墓地などが建てられた。明治32年に居留地指定は撤廃された。
大正12年の関東大震災の時に建物が被害を受けたため居留地時代の建物は少ないが、昭和初期に建てられた洋館と公園や崖線の緑、外人墓地、港や都心への眺望など、新旧の横浜のすべてを感じることのできる丘である。
山下町から堀川を渡ると元町商店街。その背後に山手の丘がある。丘には大正〜昭和初期の洋館が数多く残っている。
大蔵谷は石川町から山手に向かう途中にある入り江状の谷である。関東大震災ではその地形が理由で大火による大きな被害があった。戦後は一時期カフェー街も形成された。
大倉谷の上に関内を一望するイタリア山庭園。ブラフ18番館(旧カトリック山手教会司祭館)と旧内田家住宅(画像)が移築保存されている。
山手の尾根筋を通り山手本通りに沿って洋館が点在する。画像はうろこ壁の家。
ベーリックホール(昭和5年)。スパニッシュスタイルの西洋館。
横浜山手聖公会(昭和6年)。イギリスノルマン建築とゴシックを混在させた外観。
旧英国総領事公邸
昭和12年、市指定文化財。
(港の見える丘公園内)
参考資料 リンク
横浜市


参考文献