鶴見 京浜工業地帯の真っただ中の商店街と青線跡

神奈川県
横浜市
鶴見区
本町通4
仲通1,2,3




交通
JR京浜東北線鶴見駅下車バス





鶴見本町通




2008.02.01
 
鶴見は、横浜市北部、鶴見川の河口西岸近くの屈曲部を占める京浜工業地帯の中心市街である。JR京浜東北線の鶴見駅を降り銀座商店街を抜けて第一京浜国道を超え、鶴見川を渡ると一直線の本町通商店街がある。ここに旧青線だったカフェー街があるというので訪れたが、何処にあるのかわからない。大抵、商店街に沿ったすぐ裏側にあったりするので、左右の街を探るが見つからない。半分あきらめかけて商店街を通り過ぎた所を南に入って見ると末広湯という銭湯が現れた。ここらになければ帰ろうと辺りを歩くとモザイクタイルの怪しげな建物が出現、ここが鶴見入船カフェー街である。なんとも見つけにくい旧遊里だ。いまや場違い的にある居酒屋や飲食店がかつての面影を感じさせてくれるが、言われなければきづかない町だ。
本町通り商店街を鶴見川と反対方向へ抜けると入船だが、その交差点を左へ折れると仲通り商店街。鶴見には工場労働者として沖縄から移住した人達が多く、商店街にも沖縄の店が多くみられる。
鶴見駅から銀座商店街、第一京浜国道、鶴見川を横切ってやっと本町通商店街にたどりつける。駅前でもないのに不思議な商店街だ。
本町通商店街の東の端にある末広湯。この銭湯の前一帯が旧青線カフェー街だったという。(2010年ではなし)
旧カフェー時代の店舗だったと思われる建物

緑の鮮やかなモザイクタイルの建物が旧遊里の証。

今でも小料理屋が集まっている小路。

鶴見本町商店街から続く仲通り商店街は、沖縄人街でもある。 
参考資料 リンク
横浜市

参考文献