獅子ヶ谷 多摩丘陵の農村が開発された住宅地

神奈川県
横浜市鶴見区
獅子ヶ谷2,3
北寺尾7





交通

JR京浜東北線鶴見駅よりバス






獅子ヶ谷





2011.04.24
神奈川県横浜市川崎市の郊外は多摩丘陵の農村だった。そこが東京のベッドタウンとして徐々に住宅地が開発され現在に至っている。港北ニュータウンや大規模な宅地開発では、農業を営んでいる旧住民の居ない山林を中心に道路などのインフラ整備を伴いながら広く宅地造成が行われるため、かつての地形や山林の面影は薄らいでいる。しかし、小規模な宅地化では道路も昔の山道を踏襲し造成も大掛かりにやらないため、結果的に本来の起伏や緑を残している。横浜市鶴見区獅子ヶ谷は、平地の農村と背後の山林の関係が良く残っており、一方丘陵上部の新しい住宅地はとても複雑で起伏に富んでいる。
獅子ヶ谷の農村を丘から眺める 
農業を続けていた大地主が居たことによってかつての農村風景が守られてきたのであろう。
大地主の屋敷は、現在農村体験館として公開利用されている。 

農村の面影があった獅子ヶ谷2地区とは対照的に、獅子ヶ谷3・北寺尾は山林が徐々に開発された住宅地である。
丘陵の激しい起伏の上に無理やりつくられたようなところもあり、またところどころ山林が残っていたり、歩くと面白い。
丘陵上の新しい住宅地。ここへは大変な急坂を登らないといけない。
参考資料 リンク
横浜市鶴見区

参考文献