横浜
新天地
横浜大空襲の被災地に興った西横浜のカフェー街

神奈川県
横浜市
西区
南浅間町




交通

相模鉄道西横浜駅下車徒歩






新天地





2008.03.22
国道16号線と環状1号線の交差する洪福寺交差点と帷子川の間、国道16号線の両側の街は現在一見何の変哲もない街に見えるが、昭和33年の売春防止法施行まで「新天地」と呼ばれた遊里であった。このあたりは昭和20年の横浜大空襲で全焼した。戦後はRAA(特殊慰安施設協会)の占領軍慰安施設となり、やがてカフェー街=赤線になっていった。最近まで浅間湯という大きな銭湯があったが、カフェー街の面影を偲ぶことのできる建物は少ない。洋風の長屋のような建物が残っているが、かつて店が集合していたのであろうか。そして、なんといってもユニークなのがお稲荷さんの囲いに刻まれた「新天地カフェー組合」の店の名前である。
旧東海道沿いは商店街となっている。戦災でまる焼けになったエリアだけに戦前の建物はなさそうだった。

国道16号線北側の町並み。
つい最近まで「浅間湯」なる古い銭湯が残っていたそうだが今はない。

かつては小さな店が集合してであろう長屋のような建物。
国道16号線南側の町並み
国道16号線南側の町並み
お稲荷さんの囲いに旧カフェー時代の店の名前が刻まれている。
参考資料 リンク
横浜市

参考文献