鎌倉 関東大震災後に形成された観光都市の町並み

神奈川県
鎌倉市
小町
大町
材木座





交通

JR横須賀線鎌倉駅下車






小町通り


若宮大路


材木座





2018.02.11
鎌倉という土地の歴史のはじまりは、旧石器時代までさかのぼる。独自の美意識や文化を色濃くしていったのは、源頼朝によって武家政権が誕生した鎌倉時代。その後、江戸時代には江戸庶民が寺社を訪れるようになった。明治時代の文明開化を経て、近代には鎌倉が保養地として紹介され、著名人の別荘が建設された。特に、文士たちが集う文壇の中心地としてのイメージを根付かせていった。
鎌倉の古地図を見ると、鶴岡八幡宮を起点に、南へ延びる若宮大路、若宮大路の東側を平行して南へ延びる小町大路、若宮大路の西側を平行して駅と八幡宮を結ぶ小町通り、八幡宮前から東へ延びる金沢街道、旧海岸線の砂丘尾根道を東西に通う鎌倉葉山線などに町が形成されていたことが判る。歴史ある古都鎌倉であるが、関東大震災(大正12年)で大きく被災したため、町並みは基本的にはそれ以降の建物が多く、駅周辺は近代的なビルに建て替わっている。それぞれの通りの一部に古い町並みがみられる。
小町通り 鎌倉駅前からのゲート
画像は早朝で静かであるが、休日の昼前から観光客でごった返す
小町通りの町並み

小町通りの町並み
小町通り西側の住宅地の路地
鎌倉は古くからの町割りを基盤に明治以降、特に関東大震災後に建物が建てられた。したがって、クルマの寄り付きが考慮されていらず、未舗装の路地が多い。
鎌倉駅前のホテルニューカマクラ
大正13年に建てられた山縣ホテル跡
若宮大路の町並み
若宮大路の町並み 湯浅物産館
関東大震災後の1936年(大正11年)に建てられた木造洋風看板建築。横浜の貿易商社を模したという。
若宮大路の町並み 三河屋本店
1900年(明治33年)創業の酒屋で、現在の建物は震災で倒壊した際に建て替えたもの。
若宮大路の町並み
小町大路の町並み
小町大路の町並み
小町大路の町並み
小町大路の町並み
小町1の蛭子神社

材木座の町並み
参考資料 リンク
鎌倉市

参考文献