種子湊 中国・琉球・本州との交易で栄えた島北端の港町

鹿児島県
西之表市
国上






交通











2019.04.12

北部の西之表市は、古くから南方ルートの港町として栄え、現在は国・県の行政機関の集中する地方都市に成長した。気候は温暖で、農業や広大な海洋を利用した漁業が盛んである。江戸末期に、当時の「赤尾木」から「西之表」に改称、村政施行時は「北種子村」、町政施行時に「西に向かって開ける種子島の表玄関」の意味もあり現在の名になっている。鉄砲伝来の島、宇宙センター基地島として世界的にも著名な島となっている。(「シマダス」参照)
港集落は、その名のごとく古くからの港町である。港川の河口は14世紀頃から中国、琉球及び関西との交易の拠点港として利用されていた。
国上湊地区は島の北部東海岸にある。海岸委は大きな丸石がゴロゴロ。

湊の町並み
港集落は、その名のごとく古くからの港町である。港川の河口は14世紀頃から中国、琉球及び関西との交易の拠点港として利用されていた。

湊川沿いの町並み(左)
湊の町並み
湊の町並み
コの字型平面の珍しい民家。
湊の町並み
湊の町並み

湊の町並み
年季の入った板壁が美しい。
湊の町並み
集会所(左)
集落は湊川左岸に形成される。(下)
参考資料 リンク
西之表市

参考文献