東桜島 桜島の山麓 火山灰と共に暮らす溶岩石垣の村

鹿児島県
鹿児島市
東桜島町宮元
有村町





交通
JR日南線志布志駅下車





東桜島宮元


有村






2012.02.19
鹿児島錦江湾にそびえる桜島は、霧島火山帯に属する火山島。1914年(大正3年)の大噴火で対岸の大隅半島と地続きとなった。この時、東側の鍋山と西側の引ノ平両寄生火山から大量の溶岩が流出し、8集落が埋まった。裾野の農村で特産の桜島大根は、直径50cmにも達し美味で有名、ビワ・ミカン・野菜の早期出荷も活発である。
裾野の斜面に形成された島南部の東桜島町・有村町の集落は、溶岩を積んだ石垣という特徴ある景観が見られるものの、常に降り注ぐ火山灰に覆われている。
南岳の麓にある有村町の集落。石垣から家屋に至るまで火山灰ですべてがグレー。廃屋も多く、とても厳しい環境である。(上)

東桜島町宮元は有村町よりやや山に遠く、火山灰は減っているようだ。(左)
 
東桜島町宮元集落から錦江湾を臨む
東桜島町宮元の町並み

地元大隅半島の取れる砂岩の蔵があった。石垣は溶岩と思われる。しかし、いずれも火山灰をかぶっている。(下)
大隅半島から桜島に向かう(上)

東桜島町宮元の溶岩石垣の町並み。(左上、左)
砂岩の蔵(左下)と溶岩の石垣(下)
参考資料 リンク
鹿児島市

参考文献