西之浜 |
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鹿児島県
上甑村
里
交通
2003.04.21
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砂洲部分は両側が海の平坦な集落で、西側を西之浜地区と呼ぶ。「日本の町並み」には「甑島のシノゴヤ」と題して、浜辺に並ぶ独立柱麦藁葺の小屋を紹介している。このように小屋を居宅から離した場所に、みんなでまとめて建てる事例は、長崎県対馬などでも見られ、防火上の理由と言われている。 しかし、西之浜には1軒もシノゴヤは残っていなかった。「日本の町並み」では、西之浜の緑地公園計画の中で復原され活かされる予定と書かれていたが、緑地公園は整備されていたもののシノゴヤは無くなってしまったようだ。
西之浜の集落は海からの風が強いため、海岸線の防砂林と石垣に守られており、海岸へ通じる通りは風が吹き抜けるため、通りに面する住宅は塀を軒先まで上げて建物と一体化するような作りになっている。 |
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海岸線に直行する通り(手前)側は塀を軒下まで上げて隙間を無くしている。海岸線に並行する通り(右手)側は通常の塀の高さ。 |
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海岸線から一皮入ったところの民家。旧武家屋敷跡でなくても敷地の周りには塀か石垣をめぐらす。 |
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西之浜へ通じる通り。この日も風が強かった。里集落の背後の山の山頂には、発電用の風車が1基建っていた。 |
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砂洲部分の背骨にあたる南北の通り。S字に曲がっている場所。道路線形なりに建物が削られているのが面白い。 |
参考資料 |
リンク
参考文献 |