入来

鹿児島県
入来町




交通








2003.04.22
入来は古代から、入来地方の政治的中心地として、薩摩・大隈両国府間の要衝として特に重要視された場所で、麓集落が置かれた。
入来麓の武家屋敷は、南北に貫通する中之馬場(旧国道)とこれと東西に並行する道路の計3本の通りと、直行する通りによって整然とした敷地割りとなっている。石垣は丸い河原石を積んだもので、その上に生垣を設け、入口を立派な武家門で構えている。何ヶ所か見た麓集落の中でも、観光化されていない状態の中で非常に良く原形が残されている集落であった。
石垣は河原石の玉石を積み上げ、出入口の部分のみ切石で整えているケースが多い。
集落の最奥にある武家屋敷。なぜか、ひときわ大きく石垣積上げ系の民家はちょっと離れた場所にある。
草葺屋根の門が保存されていた。
何件かの家で石蔵を備えていた。
光と緑と石のコントラストが美しかった3階蔵。
参考資料 リンク


参考文献