帖佐松原 石積み外壁の古民家が残る製塩業で栄えた集落

鹿児島県
姶良市
東餅田





交通
JR日豊本線帖佐駅下車





帖佐松原





2014.09.21
姶良市は、鹿児島湾に面しするシラス台地上の農村地帯。その中にある東餅田は、JR日豊本線の南側の真っ平らな地区で、整然とした区画がなされた新しい住宅地である。ところがその一番海に近い通りに石造りの古民家がたくさん見られる。この平らなエリアには、かつて塩田が広がっていた。海岸に近い通りの集落は、度々大火に見舞われたようで、復興の際に石を外壁に積む住宅が建てられたという。この形態を地元では、「クライエ」と呼ばれていて製塩業が盛んだった明治中期から大正期に建てられたものであるという。
そのような珍しい集落がると聞いて、大変興味を抱いて訪れたが周りは新興住宅地、中々見つけることができなかった。古い街と新しい街割りが全く違和感なくつながっているためだ。だが、この石の町並みは大変珍しい。鹿児島は石の文化が発達しており、麓集落の石垣や石橋など石が創る集落町並み景観は大きな特徴となっており、石造の蔵も多い。日豊本線の北側に湯湾岳という山があり、大きく削られていた(現在も削り続けている)。いろいろ調べて、この山で採れた石かどうかはわからなかったが、地元では加治木石とも言われており、同質なのかもしれない。
東餅田の町並み 
東餅田の町並み
東餅田の町並み
東餅田の町並み
東餅田の町並み
東餅田の町並み
東餅田の町並み
東餅田の町並み
湯湾山の採石場
参考資料 リンク
南さつま市

参考文献