手島 主屋と付属屋で囲んだ屋敷構の並ぶ島里

香川県
丸亀市
手島





交通
丸亀港より定期船






手島





2018.02.17
丸亀港の北21kmの海上に位置する。平家の落人が住みついて集落ができたと伝えられている。本島と同じく人名の島だった。瀬戸内の温暖な気候を利用した農業が主体である。かつてタイ網漁で賑わった豊かな漁場があり、市内外からやってくる釣り客に親しまれている。また、手島供養踊り、新嘗踊り、やっとこせ踊りなど芸能・民俗も豊富だ。(「シマダス」参照)
手島集落は漁村ではなく農村の様相である。庭を持つ屋敷地がゆったりと並んでおり、主屋や付属屋で外周を固めた屋敷構えが特徴。讃岐らしく本瓦葺・入母屋造りの立派な古民家が多く残る。
手島の町並み
手島の町並み
本瓦入母屋造りが基本
手島の町並み
主屋と付属屋で外周を囲んだ屋敷構

手島の町並み
高札場が残る(上)
手島の町並み
手島の町並み
背後の斜面にも展開する。高い石垣を築き、広い屋敷地を確保している。
手島の町並み
手島の町並み
メインの横道周辺は大きな屋敷が並ぶ
手島の町並み
メインの横道周辺は大きな屋敷が並ぶ
手島の町並み
メインの横道周辺は大きな屋敷が並ぶ
手島の町並み
中庭型の屋敷構
手島の町並み
手島の町並み

手島の町並み
手島の町並み
手島の町並み
手島の町並み
離れた場所に洋風の主屋を中心に備えた大きな屋敷があった。このように、大きな屋敷が離れた場所にあるのは、隣の讃岐広島でも見られる。
参考資料 リンク
丸亀市

参考文献