櫃石島 大阪城築城の石切場もある採石と漁業の島

香川県
坂出市
櫃石





交通

児島駅よりバス利用






櫃石島





2016.01.10
櫃石島は、備讃瀬戸の最北端、坂出港の北約16kmにあり、岡山県下津井港のすぐ南に位置する。主産業は潜水による立貝採取と底引網漁業である。王子神社の境内で催される「ももて祭」は、小笠原流弓術によって豊凶を占うもので県指定の無形民俗文化財となっている。昭和63年4月、瀬戸大橋の開通によって車の進入が可能になり、島内にバス停も設けられた。島名は、島の南側にある巨石・櫃石に由来する。
櫃石島の石切り場は大阪城築城にも使われた石の丁場である。採石の島ということもあり、石垣が見事な集落であるが、建物はあまり古くないと見受けられた。密集度と石垣が見どころであろう。

岩黒島から櫃石島橋を渡る路線バス(上)児島と与島乗換で坂出からもアクセスできる。

櫃石島の町並み
港近くにあった常夜灯(上)
あまり古い家は見られない集落(左、左上)
櫃石島の町並み
櫃石島の町並み
江戸時代に造られた札場の遺構
櫃石島の町並み
切石による見事な石垣が見どころ

櫃石島の町並み
参考資料 リンク
坂出市

参考文献
「日本の島ガイド シマダス」(日本離島センター)