鈴鹿口 北上山地の坪庭のような直家民家の集落

岩手県
葛巻町
鈴鹿口




葛巻町は岩手県の東北部、北上山地の中にある町で、かつて街道の交差する宿場町として栄えた。また、牛馬や木炭の産地で知られているが、町の総面積の86%が豊かな森林資源に囲まれる酪農と林業の町である。

鈴鹿口集落は、沼宮内野田街道を沼宮内から葛巻宿へ向かう途中、山形川に沿って走る国道がトンネルで迂回したため、ひっそりとした集落が残った。

草葺屋根の民家が数棟残っているがすべて直家であり、山形川が作った山間の坪庭のような場所である。

画家佐藤章氏もこの場所を描いている。

交通

JR東北本線
沼宮内駅よりバス


国道281号線
鈴鹿口



参考資料 リンク
葛巻町役場のホームページ

参考文献