宮古 水産と近代工業により栄えた陸中海岸の都市

岩手県
宮古市
鍬ヶ崎上町
鍬ヶ崎仲町
末広町
新町
向町





交通

JR山田線
宮古駅下車徒歩



宮古鍬ヶ崎


宮古末広町ほか




1999.04.30.
2009.06.27
2012.10.06
宮古は、陸中海岸、閉伊川の下流域に位置する水産都市で、三陸沖漁業と北洋サケマス漁業の基地をなす宮古港をもつ。
また、昭和11年のラサ工業田老鉱山所、昭和14年のラサ工業宮古精錬所の操業から宮古市の近代工業化が始まった。田老鉱山から産出される鉱石から、宮古精錬所では、銅や硫酸を利用した肥料を生産。 昭和17年には、国内第7位の精錬所になった。戦後は、肥料生産の拡大を図るとともに、石膏プラスターの製造を開始するなど、ラサ工業、宮古吉野石膏、コープケミカル等の小山田コンビナートは、地域の発展を支える大きな柱になっている。
JR山田線宮古駅に近い末広町・新町・大町・大通などは近代工業と連携して発展した町であり、港に近い鍬ヶ崎は漁師町である。鍬ヶ崎には古い町並みが残っており、旧遊郭の面影を残す一角も見られる。
鍬ヶ崎の町並み
旧遊郭時代からと思われる建物
(三陸大津波で失われた)

鍬ヶ崎の町並み
(左:三陸大津波で失われた)

旧遊郭の一角と思われる坂の町並み

鍬ヶ崎の町並み

旧遊郭の一角と思われる坂の町並み
鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)
鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)
鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)
鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)

蔵+看板建築
鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)

洋風3階建て

鍬ヶ崎の町並み 旧郵便局
(三陸大津波で失われた)

鍬ヶ崎の町並み
(三陸大津波で失われた)

ラサ工業の煙突は街のシンボル

末広町(左上、上)

新町(左下)
(三陸大津波で手前の蔵造りが失われた)

 
遊里の向町
参考資料 リンク
宮古市

参考文献