胆沢 日本三大散居村の一つ 胆沢扇状地の農村集落

岩手県
奥州市
(旧胆沢町)
水沢区見分森
ほか




交通





胆沢





2012.09.23
胆沢は、胆沢扇状地上に立地する農村である。その集落形態は、富山県砺波平野、島根県出雲平野斐川と並ぶ日本三大散居集落のひとつである。散居集落とは農家が集まらず一軒づつ離れて分布する形態で、開発は1617年(元和3年)寿安(じゅあん)、茂井羅(もいら)、穴山(あなやま)など堰完成により始まったとされる。屋敷の周りには北西風を防ぐためのエグネと呼ばれる屋敷林で囲われている。民家の形状は、今では赤い瓦による入母屋屋根が多く、付属屋にマンサート屋根が目立つ。また、屋敷の周りのキズマとよばれる垣根は、燃料である薪を組み上げて築かれている。
散居村を一望できる見分森公園から
見分森公園から
赤瓦で葺いた入母屋屋根の主屋とマンサート屋根の付属屋が並ぶ形態が典型。
胆沢扇状地の散居集落
胆沢扇状地の散居集落
胆沢扇状地の散居集落
屋敷を囲む垣根はキズマと呼ばれ、燃料である薪を組み上げている。
参考資料 リンク
奥州市

参考文献
『日本の町並みV 関東・甲信越・東北・北海道』 西村幸夫監修 平凡社