鵜川 立派な商家が残る内浦街道の漁村集落

石川県
能登町
鵜川






交通






鵜川





2010.12.25
旧鵜川村鵜川(現能登町)は、奥能登富山湾に面した内浦街道上の漁村集落である。奥能登では内浦街道沿いが古くからの陸海の主動線であったため、かつての面影を偲ぶことができる町並みが多い。
山田川の河口にある鵜川の町もその一つ。町は、海岸線から山田川西岸にかけての通りと穴水〜宇出津へ続く内浦街道により形成されていて、その2辺を鵜川菅原神社の境内が結んでいるかたちである。小さい町ながら歴史的町並み景観には優れており、酒蔵や木造3階建ても見られ、古い商家が軒を連ねて残っているところが素晴らしい。
鵜川菅原神社
清酒「谷泉」の鶴野酒造
鶴野酒造から続く歴史的町並み
2階の建具や色付けのされた漆喰がきれいだった町家
軒線、意匠、材料が統一され、それでいて通りのわずかなカーブによって変化が与えられら美しい家並み
海岸線から山田川西岸に沿った通りに面する町並み

一部に3階を上げた建物(上)や間口の大きな商家(左)
菅原神社の鳥居前には飲食店が集まっていたらしい。遊郭系かな?
海岸線に沿った部分の町並み

軒や建具周りの意匠に手が込んでいる町家
海岸線に沿った部分の町並み
突き当りに村の墓地があった
参考資料 リンク
能登町

参考文献