赤崎 風雪に耐える下見板張り「のっぺらぼう」集落

石川県
輪島市
門前町
皆月
餅田






交通







赤崎





2015.06.13
志賀町(しかまち)は能登半島西岸の町。農林業を営み南部の丘陵地で瓦を生産する。その海岸線に長く形成されている漁村集落の一つが赤崎である。
日本海能登半島の漁村風景の特徴は下見板張りと黒瓦。赤崎ではさらに特質すべき点がある。海に向かって開口のない「のっぺらぼう」な姿。海からの厳しい風雨から建物を守るため間垣という高さ2〜3mの垣根を組むのが知られているが、ここでは間垣は無く建物の海側外壁に開口部を設けず、ひたすら下見板張りにする対策を施している。基本的には海や海岸線に沿った通りに向かって妻入りが多く、特異な景観を創り上げている。
赤崎の町並み
赤崎の町並み
赤崎の町並み
赤崎の町並み
赤崎の町並み
赤崎の町並み
通りに面している部分は蔵であろう。蔵でも主屋でも何でもかんでも下見板張りである。
赤崎の町並み
赤崎の町並み
庭の様子
参考資料 リンク
志賀町

参考文献