土浦 城下町港町宿場町として栄えた町並み

茨城県
土浦市
中央1,2
大手町




交通
JR常磐線土浦駅下車徒歩




中央1,2


大手町





1997.11.02
2009.11.15
 土浦市は茨城県南部の中心都市。平将門が亀城を築いた後、近世は水戸街道の宿場町、霞ヶ浦利根川水運の要港という両機能を持ち、土屋氏(土浦城)9.5万石の城下町であった。近代に入り、鉄道開通前までは水陸交通の要地として繁栄、1922年(大正11年)阿見町に海軍航空隊が開設、1939年(昭和14年)第一海軍航空廠が設置され(阿見)、軍都「予科練」の町として発展した。
 古い町並みとしては、旧水戸街道沿いの中央1,2丁目に関東地方らしい江戸東京式の蔵造り、出桁造りの町家が残っている。1997年訪問時は古い町並みとして整備が始まっていたが、2009年に再び訪れると歩道整備や町家の修復もかなり進んでおり、関東地方を代表する町並みの一つといっていいだろう。
駅前通りと旧水戸街道の交差点に建つ町家。
駅前通りと旧水戸街道の交差点に「土浦町道路元標」の石碑が立っている。
旧水戸街道中条の町並み
まちあるきの拠点 土浦まちかど蔵

中条の町並み
平入りの主屋と妻入りの蔵が並んで1セットが特徴の関東地方の蔵造り

中条の町並み
出桁造りの町家の蕎麦や
旧水戸街道 中央2丁目の町並み
旧水戸街道 中央2丁目の町並み
旧水戸街道 中央2丁目の町並み
旧水戸街道 大手町の町並み
(2009年)
参考資料 リンク
土浦市

参考文献