宍戸 水戸線開通により物資積替で栄えた明治期の町並み

茨城県
笠間市
平町





JR水戸線宍戸駅下車徒歩




宍戸





2014.12.30
宍戸はJR常磐線の友部駅から分岐した水戸線の一つ目の駅である町。宍戸は、江戸時代水戸徳川家の支藩である宍戸藩が幕末まで続いた陣屋町であった。水戸線が明治22年に開通すると、鉄道と水戸街道との物資の積替地として栄え、宿や商家が並んだ。しかし、明治31年に日本鉄道常磐線が開通すると、水戸線との接続駅として友部駅が新設され宍戸(現平町)は衰退した。
現在の笠岡市平町を歩くとかつて栄えた商家の町並みを実感できる。しかし、家々は普通の住宅となってしまっていて、一寸不思議な印象だ。明治期の造りの良い商家建築が往時をしのばせてくれる。
宍戸(平町)の町並み
一番東端のエリアの町並み。寄棟の平屋の廃屋が集まっている。
宍戸(平町)の町並み
宍戸(平町)の町並み
宍戸(平町)の町並み
宍戸(平町)の町並み
明らかにかつての商家だが、1階前面は防犯用の格子で覆われていた。
宍戸(平町)の町並み
この家も明らかにかつての商家だが、前面に塀が巡らされている。

宍戸(平町)の町並み
宍戸(平町)の町並み
参考資料 リンク
笠間市

参考文献