北太田 筑波山の麓の田園地帯にある自然堤防上の集落

茨城県
つくば市
北太田




交通







北太田




2007.02.04
筑波山の麓、霞ヶ浦に注ぐ桜川沿いの自然堤防上に立地する集落。南北朝時代、北畠親房が常陸に流れ着き小田城に入ったが、その後城主小田治久は、高師冬の軍勢によって降参させられた。そのとき逃げ延びた家来の沢辺庄兵衛がこの地に居を構えてから集落が形成されたという。集落は、低地の田園地帯の中の微高地に家屋が集合した形態で、こじんまりとした屋敷が寄せ集まっている。一軒一軒は塀や屋敷林で囲まれていてちゃんとした門を構えている家が多い。北側に母屋、南側に前庭をもって付属屋が庭を囲むという典型的な農村集落である。道は主従が見られず入り組んでいる。そして背景には筑波山が座ってる。
筑波山麓は米どころ。比較的大きな農家が見られる。
門塀でしっかりと屋敷を構えている。
長屋門
石で組んで板を張る塀がこの地域の特徴。
ちょっと前に訪れれば茅葺屋根の民家が多く見られた筑波山麓もいまではトタンや瓦屋根に急速に変わっている。
自然堤防上の微地形に従っているのか、道は複雑である。
北太田集落
北太田集落
筑波山とわが車
参考資料 リンク
つくば市

参考文献