日立川尻 工業都市日立に隣接した陸前浜街道の通る港町

茨城県
日立市
川尻町





交通
JR常磐線十王駅下車バス





川尻




2014.08.14
川尻は日立市北部に位置し、梁津川の河口に形成された港町である。近世は水戸藩領に属していて、漁業や水産加工、市場も開かれ栄えた。常磐線が開通してからは後背地の貨物の積み下ろしが中心となり、日立港が整備されると取扱量が減少した。
町は陸前浜街道を主軸に海岸へ向かって形成されている。旧街道に商家が並び、一歩入ると酒や味噌の醸造蔵も残っている。建物の特徴としては、凝灰岩系の石が使われている点で、商家や蔵、さらには陸屋根の新しい建物にも見られる。
川尻の町並み
陸前浜街道の家並み
川尻の町並み
陸前浜街道の家並み
川尻の町並み
このように街道に沿って平入りの商家を構え、背後に主屋を構える形態が特徴である。
川尻の町並み
石蔵が町の随所に見られる
森島酒蔵は県下で最も海に近い酒蔵
森島酒蔵の石積みの酒蔵(上)

蔵の並ぶ町並み
川尻の町並み
現代建築に凝灰岩を使った商家
川尻の町並み
川尻の町並み
参考資料 リンク
日立市

参考文献