石下 明治期以降に石下紬で栄えた石と木の町並み

茨城県
常総市
本石下
新石下





交通
関東鉄道常総線石下駅下車徒歩




本石下


新石下





2014.12.30
旧石下町(いしげまち)は、下妻市と水海道市の中間に位置し、茨城県であるがかつての下総国豊田郷に属している。鬼怒川左岸のカ河岸を占め、農産のほか「豊田紬」「石下紬」と呼ばれる絹織物を特産としている。紬は、200年ほど前に農家の副業としてはじまり、明治中ごろ工場により生産が拡大した。その栄えた町並みを残している。
歩いたのは本石下、新石下という二つの集落で、それぞれに造り酒屋が屋敷を構えて、集落景観の中心的な存在となっていた。冬の早朝に折しも濃い霧が立ち込めており、周辺環境が良くわからない状況であったが、逆に幻想的であった。一軒、紬の工場宅を見かけた。また、蔵や塀などに凝灰岩が多く使われているのが特徴だと感じた。
本石下の町並み
本石下の町並み
野村醸造
本石下の町並み
野村醸造の石蔵
本石下の町並み
本石下の町並み
本石下の町並み
本石下の町並み
石下紬を生産している屋敷
新石下の町並み
旧街道と駅前通りとの交差点に建つ看板建築
旧街道に45度に面して、どちらからも看板が見えやすい工夫がなされている。
新石下の町並み
山中酒造
新石下の町並み
新石下の町並み
新石下の町並み
参考資料 リンク
常総市

参考文献