由良 入海の港に沿って幾度も折れ曲がる本瓦の町

兵庫県
洲本市
由良





交通






由良





2012.05.06
由良は友ヶ島水道に臨む淡路島南東部の港町。前面が長大な砂州に囲まれた天然の良港となっている。古くは、紀州加太と四国の阿波とを結ぶ渡津(としん)集落であり、一時は安宅・池田氏の城下町として淡路の中心となり繁栄したが、寛永8年(1631年)「由良引け」で城が洲本に移り寂れたとされる。近世では、風待ちの避難港としてにぎわった。第二次世界大戦中は要塞地となって発展しなかったが、戦後は旧城跡の成山を中心に観光開発が進んだ。かつて日本一の磨きテグスの生産は、ナイロンの進出により消滅した。町は、入海の由良港に何度も折れ曲がる道に低い2階建てが軒を連ねる本瓦屋根を基調とした町並みである。
由良港
由良の町並み
由良の町並み
由良の町並み 
由良の町並み
由良の町並み
由良の町並み
由良の町並み
由良の町並み 
参考資料 リンク
洲本市

参考文献
『図説 日本の町並み8 山陽編』 太田博太郎他 第一法規