淡河 草葺き屋根が残る神戸市北部湯山街道の宿場町

兵庫県
神戸市
北区
淡河町
淡河




交通






淡河





2012.05.05
神戸市の北部は全国的にみても比較的古民家が多く残っているエリアといわれている。淡河もそのエリアの中にある、北摂と播磨を結ぶ湯山街道の宿場町。町並みは、平入りの瓦葺きと草葺き(トタンカバー)の両タイプの民家があるが、中には摂津丹波型の妻入民家2棟あった(「図説日本の町並み8」より)。本陣跡の敷地には大きな主屋や土蔵が並び立派な屋敷構えをしていた。また、町の入り口両端に素の草葺き屋根が残っている点が町並みの評価を上げている。
旧道が新道と交わる町並みの西端にある草葺き屋根の民家
旧本陣跡の大屋敷

街道は周囲より高いところを通っているのがわかる(上) 
入母屋草葺き屋根(トタンカバー)が2棟並んで残っている。これがなれればDataBaseには載らないほど重要な2棟。  
淡河本町の町並み
淡河本町の町並み

旧街道沿いではないがよく手入れされた草屋根が残っていた(下)
参考資料 リンク
神戸市

参考文献
『図説 日本の町並み8 山陽編』 太田博太郎他 第一法規