福住 丹波型の入母屋妻入が連なる篠山街道の町並み

兵庫県
篠山市
福住
西野々
安口
川原
八上





交通






福住
川原
安口
西野々


八上上




2014.03.18



福住は、江戸時代、篠山と京都を結ぶ篠山街道の宿場町として栄え、川原(かわら)、安口(はだかす)、西野々は宿場の機能を補完する農村だった。福住では二階建ての瓦葺き、他は平屋の茅葺き(現在は鉄板葺き)が多く、3kmにもわたる1つの街道の宿場町と農村集落の2つの歴史的景観が共存している町並みが全国的にも貴重であると位置づけられ、2012年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
近世の大字福住は宿場町として栄え、街道沿いに連続した商家が町並みを形成している。妻入で二列六間取の標準的な平面形式の場合は、間口が五間半〜六間、奥行が六間〜七間半で、規模においてそれほど顕著な差は認められず、間口が極端に狭いものは少なく、篠山城下町と比べると間口規模が大きい点に特徴がある。
住吉神社から東側、大字川原、安口、西野々では、街道沿いに連続した農家が軒を連ね、大きな三角の妻面が街道に沿って連続する農村集落景観は、力強く美しい町並みを形成している。
安口(はだかす)の町並み
安口(はだかす)の町並み
川原の町並み
福住の町並み
福住の町並み
福住の町並み
八上上の町並み

八上上の町並み
重兵衛茶屋(市指定文化財)
参考資料 リンク
篠山市

参考文献
篠山市福住伝統的建造物群保存地区