坊勢島 過疎化とは無縁の発展する斜面上の漁業集落

兵庫県
姫路市
家島町
坊勢





交通
姫路港より定期船利用






坊勢島





2015.12.27
家島群島家島の南西1.5kmにある。人口は家島に次ぎ、群島で唯一、人口の増加をしている。天然の好漁場に恵まれ漁業が盛ん。883年比叡山のお寺から覚円という僧侶が配流され、弟子数十人が師の覚円を慕って島に来住したことから島名がつけられたという。全国の島でも屈指の漁業集落で、漁業協同組合の方針もあって若い後継者が沢山Uターンしている。(「シマダス」参考)
海岸線に平地がほとんどない地形であるため、集落は丘の上に形成されている。したがって、漁村の典型といっていいほど密集しているが、漁業で潤っていることから一軒一軒がとても立派である。そして、この島の特徴が道路の整備である。道路といってもクルマが入れるものではなく、バイクが走れる細い道路が縦横無尽に行きわたっていること。これは密集系の斜面上集落では珍しい。しかし、歩いているとバイクがものすごい勢いで坂道を駆けあがってくるので危ないほどである。

坊勢島の町並み
メインストリートの縦道の一つを上がっていく(上、左上)。
斜面上の集落(左下)
坊勢島の町並み
密集集落の中に建つ立派な家々。漁業でうるをっていることの証。
坊勢島の町並み
密集集落の中に建つ立派な家々。漁業でうるをっていることの証。
坊勢島の町並み
坊勢島の町並み

坊勢島の町並み
坊勢島の町並み
坊勢島の町並み
綺麗にペイントされた漁船たち
参考資料 リンク
姫路市

参考文献
「日本の島ガイド シマダス」(日本離島センター)