稚内 利尻礼文古くは樺太への要衝で栄えた最北の都市

北海道
名寄市
中央





交通
JR宗谷本線稚内駅下車






稚内





2012.11.25


稚内は道北の最北部にある水産都市。市街地はノシャップ岬と宗谷岬に抱かれる宗谷湾の西側に形成されており、背後は80mの段丘崖がひかえている。利尻・礼文島への発着地として、第二次世界大戦前は樺太への要衝として栄えた。現在、市街地南部の埋立地(南稚内)に魚市場、石油基地があってロードサイド型の商業が集まっている。稚内駅は日本最北端の駅、利尻礼文や日本最北端である宗谷岬観光の拠点となっている。
町並みは、宗谷湾と段丘崖の間の細長い土地に形成されており、稚内駅に近い中心商業地区は南北3本の主軸から構成されている。一番東は国道40号線、一番西側は県道106号で、真ん中の通りにアーケードが架かった商店街や飲食店街があり、看板建築を主体とした町並みがつくられている。

日本最北端の駅である稚内駅は2012年に建替られた。(左上)
駅ホームからさらに北へ延びていた日本最北端の線路は床に埋め込まれていた。(上)
中央3のアーケード商店街
看板建築が軒を連ねる
開拓時代のものと思われる洋風建築
暖炉の赤レンガ煙突が残る住宅
一見普通のRC造に見えた建物でも非耐力壁には煉瓦が使われていた 
中央2丁目の飲食店街
宝来町界隈の住宅街(上、左)

稚内港のシンボル 北防波堤ドーム(下)
参考資料 リンク
稚内市

参考文献