士別 最後の屯田兵村のひとつである農業の集散地

北海道
士別市
大通東3〜6





交通
JR宗谷本線士別駅





士別





2017.08.18



名寄盆地南部にある商工業都市。1898年(明治31年)最後の屯田兵村のひとつとして、宮城県からの移住者により開拓がはじまった。市街は天塩川と剣淵川との合流点に形成され、農業が主であり、テンサイ糖・アスパラガスかんづめ・でんぷん・乳製品など農産加工業が発達、また石灰石を産出し炭酸カルシウムを生産している。
大通りは国道40号線そのものであり、主要幹線道路がバイパス化されず、そのまま中心市街地を通過しているのは北海道らしい。大通りには高さのある看板建築の商店が並ぶ。看板が高いのは、後ろに雪を落とすために屋根を片流れにしているためで、北海道では共通して見られる。
大通りの2本東を平行する東1条には夜の飲食店街が形成されており、アーチ状の集合サインが特徴となっている。
大通り(国道40号線)の町並み
 

大通り(国道40号線)の町並み
 
大通り(国道40号線)の町並み
 
東1条のすずらん街
 
東1条のすずらん街
 

 
寿センター
スナックなどが集合する長屋。入口のみ看板にして大きな建物で見せている。こういった形態は全国で見られるが、北海道では定型化している。

 
寿センター
寿センター
参考資料 リンク
士別市


参考文献