上ノ国 中世の港 日本海北方交易の拠点だったまち

北海道
上ノ国町

重要文化財 旧笹浪家住宅

上国寺

一般の民家 玄関と出窓が特徴
北海道南部から東北北部には「館(たて)」と呼ばれる遺跡が数多く存在している。上ノ国にある舘の遺跡から、中世の上ノ国が箱館、松前と並ぶ代表的な港で、日本海北方交易の中心拠点だったことがわかる。

詳しくは、上ノ国の歴史を参照。

笹浪家は上ノ国で代々鰊漁などを営んできた旧家の一つである。初代は享保年間に能登国笹浪村から松前福山に渡ったとされ、後、上ノ国に移り住んだ。
旧笹浪家住宅は、19世紀の前期に五代目が建てたといわれるもので、笹浪家の古文書には安政4年(1857)に家の土台替え、翌年には屋根の葺替えを行ったという記録がある。
築後約150年、平成2年笹浪家から町に寄贈され、平成4年1月国の重要文化財に指定された。
北海道の現存民家では最古に属する。

交通

JR江差線上ノ国駅下車


国道228号線



参考資料 リンク
上ノ国町のホームページ

参考文献