江良 | 松前半島日本海岸の漁港集落 |
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北海道 松前町 江良 |
松前半島の先端部は海岸線は険しく平地は少ない。 切妻平入りで玄関がつく。壁は下見板張り。出桁造りで軒や出窓屋根の垂木の目立つ意匠は、海峡対岸の津軽半島の民家につながるものと思われる。 切妻平入玄関付。出窓が多く見られ、出窓柱の下部が突き出しているのも特徴。 |
松前(旧称福山)は、江戸時代の蝦夷支配の拠点であり、近在の集落も早くから開けたものと思われる。 松前半島は渡島半島南西部に津軽海峡に突き出す半島で、かつては海峡を越えて津軽半島と近く、本州とつながる古い街道ルートである。 松前町は旧城下町の福山と国道228号線沿いの漁港(江良、館浜)からなり、内陸は山林である。 江良の町並みは平地の狭い海岸線の旧街道沿いに形成されている。 切妻平入りの民家は玄関がつき、下見板張りである。玄関の小屋根はむくりのある道内共通のものだが、屋根の出し桁や垂木の意匠は津軽半島の民家につながる形態と思われる。 |
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交通 JR江差線木古内駅よりバス 国道228号線 |
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参考資料 | リンク 松前町のホームページ 参考文献 |