大久野島 要塞〜毒ガス工場〜うさぎ 時代と共に変わる島

広島県
竹原市
忠海町
大久野島





交通
忠海港から大三島フェリー





大久野島





2017.11.06



広島県瀬戸内沿岸のほぼ中央に位置する忠海町の沖合い2.3kmにある島。明治33年、忠海に芸予要塞司令部が設けられ、翌年大久野島に砲台が構築されている。昭和4年には、旧陸軍の毒ガス製造工場が設置され、現在国際法で禁止されているイペリットガス化学兵器が製造されていたという歴史持つ。昭和38年に島全体が国民休暇村となって以来、レジャーとスポーツのリゾートアイランドとして生まれ変わり年間14万人を超える人々が訪れる楽しい島になった。(「シマダス」参照)
現在では毒ガス資料館があるほか、ウサギが放し飼いされた島として人気を集めている。

島の全域に芸予要塞時代の砲台跡などの施設、毒ガス工場施設跡が遺産として保護されている。
発電所跡(左上)タンク台座(左下)
三軒家毒ガス工場跡地は国民去岡村へ(下)

島のあちこちで出会ううさぎは工場時代に持ち込まれたとも、その後ともいわれ諸説あり(上)
中部砲台跡(左)

中部砲台跡(左)
施設が空や海から見つからないように大きな穴が掘られて、横穴式に施設が地中に造られている(左下)
北部砲台跡
北部砲台跡
北部砲台跡
発電所跡
発電所跡
発電所 当時の写真
要塞時代の桟橋跡
参考資料 リンク
竹原市

参考文献