明石 木造船の「まきはだ」で財を成した家々の町並み

広島県
大崎上島町
明石





交通






明石





2016.01.08



大崎上島町は、竹原市の南約5kmの海上、大崎上島北西部にある町。町の中央部は島と島の間を埋め立てた干拓地で、耕地も多い。主産業は柑橘栽培を中心とする農業だが、他作物への転換もみられる。島内の木江は、天然の良港として、瀬戸内航路の潮待ち風待ち港として発展を遂げ、海運業の賑わいにあわせて文禄年間(1592-96)から造船業が栄えた。明石地区では、木造船の「まきはだ」という職業で財を成した職人の家が見られる。「まきはだ」とは、木造船の板と板の間に水漏れを防ぐため、槇や檜の内皮を柔らかくして詰め込むもの。
明石の町並み
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参考資料 リンク
大崎上島町

参考文献
(財)日本離島センター『日本の島ガイド シマダス』1998年