大仁田 迫力と美しさをもつ切妻総2階建て民家の集落

群馬県
南牧村
大仁田
六車





交通





大仁田

六車



2019.04.28

信州姫街道は藤岡から信州に抜ける脇街道である。有名な中山道は、横川の関で女人の取締りが厳しかったため、女性はこの街道を行き来した。信州姫街道と呼ばれる所以である。信州姫街道は下仁田で西牧の関所を通るルートと南牧の関所を通るルートに分かれる。
南牧村は、群馬県南西部の山間に位置する。利根川支流の鏑川に合流する南牧川流域の村で、昭和30年に磐戸・月形・尾沢の3か村が合併して現在の南牧村が誕生した。水田の無い山間集落であり、近世後期から近代にかけて養蚕も行われていたが、やがてこんにゃく芋の栽培が盛んになり戦後も続いた。南牧村の集落を構成する家々はこんにゃく栽培で財を成し、、一軒一軒が比較的大きいのが特徴である。切妻平入の総2階建てが基本的な古民家のスタイルである。
大仁田集落は、南牧川の支流大仁田川に沿った広がりを持つ緩斜面地に形成されている。古民家はバルコニー付総2階建の養蚕民家で、大きなものは迫力と美しさをもつ。

大仁田の町並み
大仁田の町並み

大仁田の町並み

大仁田の町並み
長大なバルコニーは迫力がある(左上、左下)。
大仁田の町並み
大仁田の町並み
大仁田の町並み
この民家の外周ダブルスキンはめちゃくちゃカッコいい(上)
大仁田の町並み
六車の町並み
南牧川沿いの集落。川に近い位置に大きな屋敷がった(下)。
参考資料 リンク
南牧村

参考文献