伊香保 300余段の階段の両側に形成された温泉町

群馬県
渋川市
伊香保町
伊香保





交通






伊香保





2012.08.18
伊香保温泉の発見は垂仁天皇のころと言われ、「万葉集」にも詠まれている。関ヶ原の戦い(1600年)の後、長尾氏の遺臣12人が土着して郷士となり、開発に努めてから湯治場として知られるようになり、明治初年の錦絵には西欧人の入湯している場面もみられる。全国的に有名になったのは、徳富蘆花の小説「不如帰」に主要な場面として描かれてからである。1931年(昭和6年)国鉄上越線全通後に、東京の休養地として発展した。温泉街は、300余段の階段を持つ石段街を中心に、旅館や土産物屋、飲食店が建ち並ぶ。集落上部の温泉神社のさらに奥に源泉があり、階段の下を流れ各旅館に均等に分配される仕掛けがなされている。大型旅館は周囲に建てられているるので、階段街には昔ながらの温泉場の風情が感じられる。
伊香保温泉全図(上)

榛名山への登山道から眼下に伊香保温泉を眺める(左)
 

階段街の町並み
階段街の左右に延びる道
階段街の左右に延びる道 

階段街の左右に延びる道(左上)

飲食店街の町並み(上)

温泉神社への階段(左下)

階段街の町並み(左上)

飲食店街の町並み(上、左下)
参考資料 リンク
渋川市

参考文献