御嵩 東濃の商業中心として栄えた旧中山道の宿場町

岐阜県
御岳町
御嵩



交通

名鉄広見線御嵩駅下車


国道21号線




御嵩




2004.02.21
中山道御嵩宿は濃尾平野の谷口集落という立地によって、東濃地方の中心地として商業で大いに栄えた。しかし、中央線が計画された際、中山道沿線を通すことに対して反対した。そして、中央線は恵那から瑞浪、多治見を通ることとなり、ついに御嵩は衰退してしまった。
郷土資料館である中山道みたけ館の近くにわずかながら宿場町の中心部の町並みが残っている。中でも商家竹屋(旧野呂家)は
明治10年(1877)頃の建築と推定され、街道を人や物資が往来し、大きく賑わいをみせていた頃からの豪商として、宿場内での役割を果たしてきた家である。
名鉄広見線の終点御嶽駅
商家竹屋資料館
御嵩宿きっての豪商。しかし、本陣の分家であったため、軒高さは本陣より低く抑えて建築したという。
また、左隣の本人との間に下水を流さないよう配慮し、通り土間に排水側溝を設けている(右)。

御嵩の町並み
御嵩の町並み
御嵩の町並み
参考資料 リンク
御嵩町


参考文献