上ヶ流 天空の茶園 上ヶ流茶園と山岳集落

岐阜県
揖斐川町
六合
上ヶ流





交通





上ヶ流





2019.05.25
上ヶ流(かみがれ)茶園は海抜約330mに位置し、茶園には日本では数%しかのこっていない日本古来のお茶が、先人たちによって700年以上も守り継がれている。国内では「やぶきた」が日本茶の90%以上を占めるようになったが、山深い春日では急峻な地形が災いし「やぶきた」への改植が中々進まず、今でも「在来品種」の茶園が残っている。現在では全国でも希少貴重な「在来品種」の茶生産地となって、全国的にも脚光を浴びるようになった。ここ春日は、冷涼な気候で昼夜の寒暖差が大きく朝霧が発生しやすいため、香り高いお茶が栽培されることで知られており、また、無農薬栽培を頑固に守り続けて栽培されている。しかし、お茶農家の減少とともに、茶の生産量は減少し、耕地放棄地が増え続けているため、平成22年には、この奇跡的に残された在来品種のお茶を「天空の古来茶」と名づけて、お茶と茶園の景観保存に取り組んでいる。
上ヶ流の町並み
上ヶ流の町並み
天空の遊歩道ビュースポットからの俯瞰。
上ヶ流の町並み
茶園の広がる台地上の北西部分に集落が形成されている。
上ヶ流の町並み
上ヶ流の町並み
ひな壇上に宅地化され規則正しく民家が並ぶ。
上ヶ流の町並み
上ヶ流の町並み
上ヶ流の町並み
上ヶ流の町並み
入母屋の草屋根(金属カバー)の古民家もあった。
上ヶ流の町並み

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参考資料 リンク
揖斐川町

参考文献