小倉 長崎街道の起点となった旧小倉城下の街

福岡県
北九州市小倉北区
京町
室町




交通
JR鹿児島本線小倉駅






小倉





2016.02.27
2016.12.23

九州の要の地である城下町小倉は、長崎街道をはじめとする九州の五つの街道の起点であり、人や物、情報が行交う大きな宿場でもあった。江戸時代の参勤交代の大名行列など、小倉から船で関門海峡を渡るため、諸大名が宿泊する本陣が十数軒もあり賑わっていたという。(北九州市HPより)
江戸時代の絵図を見ると、柴川を跨いで城下町が形成されており、常盤橋が互いを結んでいたのが判る。常盤橋が長崎街道の起点であった。小倉の街は、ほぼ全域で戦災を受けているため古い町並みは無いと今まで歩いていなかったが、戦後も半世紀以上が経ち歴史が積み重ねられてきており、戦後の姿ではあるがかつての宿場町をイメージしながら歩くことができる。
京町界隈の町並み
柴川の東側は小倉駅前エリアにあたる商業地。写真は木造3階建てと思われる大成旅館。
船頭町の町並み

船頭町の町並み
JR小倉駅の南西側一角がかつて遊廓だった場所で、現在は泡国街となっている(ほそぼそ)。
  

魚町商店街(左上)
商業軸のアーケード(古写真)
鳥町食堂街(上)
常盤橋(左)
船頭町・京町から柴川を渡る常盤橋から長崎街道が始まる。
室町 旧長崎街道の町並み
戦災に遭っているがこの建物は残ったものであろうか、あるいは戦後?
室町 旧長崎街道の町並み
短冊状の町割りで町家が建つ
室町 旧長崎街道の町並み
木造モルタル系の建物
室町 旧長崎街道の町並み
室町 旧長崎街道の町並み
室町 旧長崎街道の町並み
室町 旧長崎街道の町並み
敷地の奥にこのような木造建築が残っている。
 
竪町 旧長崎街道の町並み
現在の町割りとは全く異なる城下町の線形が残る。
参考資料 リンク
北九州市

参考文献