小浜 湾に沿って弓なりに町並みが続く旧城下町

福井県
小浜市
小浜飛鳥
小浜香取
小浜貴船
小浜住吉
小浜津島
小浜塩竃




交通

JR小浜線小浜駅下車




小浜香取、飛鳥



小浜津島、塩竃




2005.10.08
小浜は、リアス式海岸である若狭湾の中央部にある小浜湾に面する水産都市である。中心市街地は中世以来の港町・城下町から発達しており、現在の基盤となる海岸線に沿った細長い町割が形成された。海岸線と並行の通りが表通りで、切妻平入瓦葺、つし2階建、両端に袖壁が付くのが特徴の町家が町並みを形成する。形態は越前と共通しているが、小浜の町家は軒の出が小さいという。
町並みの見所は、城下町の外堀を兼ねていた南川に近い小浜津島町から始まり南西に向かって海岸通りから2本目3本目の通りに展開する。そして最も南西部の端の小浜飛鳥町はかつての遊郭で、現在でも伝統的な景観を色濃く残している。
小浜住吉町の町並み。海岸線から2本目の通りを南西に歩いていく。
小浜住吉町の町並み。良い町並みが残っているのだが、右側は入れられない(大型ショッピングセンター)。
竹屋町の町並み。町並みは通りに沿って延々と続いていく。
小浜浅間、大原付近の町並み。ずっと歩いていくとやっと突き当たる。そこが旧小浜町遊郭。
小浜香取、飛鳥の町並み。
小浜遊郭は昭和初期で45軒の貸座敷があり、娼妓約130人程いたという。
小浜香取、飛鳥の町並み。
ここの古い町並みの純度は100%。昭和初期で時間が止まっているようだ。
小浜香取、飛鳥の町並み。
小浜香取、飛鳥の町並み。

小浜香取、飛鳥の町並み。
小浜住吉付近の町並み。海岸通から2本目の町並み。
小浜津島の町並み。南川に面する城下町の端っこ。船溜の近くの町並み。
小浜津島の町並み。右側に一軒一軒下屋を出した長屋、左側に袖卯建の町家が並ぶ。
京都へ通じる鯖街道の起点となった小浜市場。
参考資料 リンク
小浜市


参考文献
『図説 日本の町並み7 近畿編』 太田博太郎他 第一法規