大浜 佐田岬半島の密集漁村 宇和海を臨む石垣集落

愛媛県
伊方町
大浜
中之浜





交通






大浜





2017.07.15
佐田岬半島は、愛媛県西部から西南西に約40km、豊後水道に突出した半島で、半島の最大幅が6.4km、中央部の最小幅0.8km。三波川系結晶片岩(変成岩)からなり、各所に含銅硫化鉄床を胚胎、明治20年代から昭和20年代にかけて30余の中小鉱山が開かれ、一時は四国第二の産銅地であった。半島の主軸は背斜構造をなし、北部の瀬戸内海伊予灘、南部の宇和海に急激に没する。主な集落は湾頭の狭小な平地にあり、伊予灘側の三机、宇和海側の三崎・九町・湊浦などは江戸時代からの中継地・漁業基地として発達した。一方、斜面にへばりつくような集落も多数あり、いずれも伊予青石(三波川変成岩)の石垣が最大の見どころとなる。昭和50年代までは陸の孤島と呼ばれていた。
大浜は、宇和海側(南海岸)の伊方港入口東斜面にある。漁港を備えて低い位置に集落が形成されており、密集系漁村と考えてよいだろう。
大浜の町並み

大浜の町並み
大浜の町並み
大浜の町並み
伊予青石(三波川変成岩)の石垣は佐田岬半島共通の特色
大浜の町並み
大浜の町並み

大浜の町並み

大浜の町並み(左上、左下)
中之浜の町並み(上)
型枠跡が味わい深いRC造打放の住宅を多数みる。
参考資料 リンク
伊方町

参考文献