野村 養蚕業が盛んな肱川上流の盆地にあるレトロな町

愛媛県
西予市
野村町
野村





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野村





2013.06.09
野村は、肱川上流域の野村盆地にある町。中世は豪族野村殿宇都宮氏の領地で、中世に仙貨紙(こうぞを原料とした厚手の極めて丈夫な紙)の創始し、宇和島藩の特産品として泉(仙)貨方役所が置かれた。明治中ごろから養蚕が発達し、現在でも桑畑が多い。また、高知国境の大野ヶ原は、四国カルスト台地の一部で、第二次世界大戦後の入植者開発と昭和46年に始まった国営草地開発事業によって酪農が発達した。
このような地域の中心集落である野村の市街は、肱川の西岸にあり、川と平行の旧街道(中央商店街通り)と両側2筋(徳城通り、丸山通り)の計3筋の通りに沿って町並みが形成されている。古い町家が連続するような場所はないが、看板建築や入母屋屋根の建物が見られ、昭和の匂いのするレトロな町並みを味わうことができる。
野村中央商店街通りの町並み
野村中央商店街通りの町並み
野村中央商店街通りの町並み
野村中央商店街通りの町並み
野村丸山通りの町並み
野村丸山通りの町並み
野村徳城通りの町並み
野村徳城通りの町並み
参考資料 リンク
西予市

参考文献