柳谷
中久保
伊予土佐国境地芳峠から遠望できる山上の集落

愛媛県
久万高原町
(旧柳谷村)
中久保




交通






中久保





1995.09.15
旧柳谷村(久万高原町)は、土佐湾に注ぐ仁淀川上流の面河川中流域と支流黒川流域を占める。標高1000m前後の山地からなる山村で、山の中腹の日当たりのよい斜面上に集落を形成している。水田は少なく、主産物は木材、ミツマタ、養蚕、煙草。
高知県柚原町から国道440号線地芳峠を越えると愛媛県旧柳谷村の山並みが見渡せる。その中の山の天辺に形成された集落があるが、それが中久保である。谷が深く下からは容易に確認できない位置である。集落形態は天界の村の典型で、綺麗に等高線に沿って棟を並べている。深い谷底には黒川が流れている。
地芳峠から遠望した中久保集落。(上)

等高線に沿って綺麗に棟を並べる集落景観。(左)
等高線に沿って綺麗に棟を並べる中久保集落の屋敷構。(左)
等高線に沿って綺麗に棟を並べる中久保集落の屋敷構。(左)

中久保民家は主屋と付属屋が集まって、一軒一軒が比較的大きな家である。
平地が少ないので、作物は木柵に干される。
参考資料 リンク
久万高原
 
参考文献