興居島 忽那諸島の中で最も四国本土に近い果物の島

愛媛県
松山市
由良町由良
由良町門田
泊町泊
泊町御手洗








交通
松山市高浜港からフェリー




興居島由良

興居島泊

興居島御手洗





2020.02.01

      
松山市高浜の西約2kmにある島。小知御子の母・和気姫命を埋葬したことから母居島と呼ばれていたが、元禄12年(1699)に現在の興居島に改称されたといわれる。瀬戸内海国立公園の中にあり、温暖な気候に恵まれ、周りの海は魚介類も豊富。果物の島とも呼ばれるように、ミカンの開花期には全島花一色になる。忽那水軍の島だった歴史もあり、毎年10月土曜日の秋祭りに海の上で演じられる「船踊り」は国の選択無形民俗文化財(県指定無形文化財)で、毎年4月20~21日の2日間にわたる「島四国」という八十八か所巡りも有名だ。フェリーでわずか10分というアクセスの良さから、夏の海水浴はもちろん年間を通じヨット・釣り・サイクリングなど、観光・レジャーの島としても新たな脚光を浴びている。平成25年7月、離島振興法の指定離島となった。同29年には体験滞在型交流施設「ハイムインゼルごごしま」が開設され、移住や交流人口拡大を通じた島の活性化策が図られている。(「シマダス」参照)
忽那諸島の中でもっとも四国本土に近い島。大きさもそこそこあり、集落も数か所ある。松山市高浜港からフェリーが通っているが、由良港と泊港と両方に多くの便が行き来しており、離島の不便さはあまりないと感じた。集落的には見ごたえのあるものではなかったが、泊には古く大きな屋敷が複数見られた。島の最南部にある御手洗は、かつて遊園地もありにぎわったそうだ。
興居島由良の町並み
興居島門田の町並み
興居島門田の町並み
興居島門田の町並み
興居島由良の町並み
興居島由良の町並み
興居島北浦の町並み
興居島御手洗の町並み
興居島御手洗の町並み
興居島御手洗の町並み(左)

興居島泊の町並み(下)
興居島泊の町並み
興居島泊の町並み
興居島泊の町並み
興居島泊の町並み
参考資料 リンク
松山市

参考文献
「シマダス」日本離島センター