佐原 利根川水運の河港として栄えた小江戸の町並み

千葉県
佐原市
佐原イ




交通
JR成田線佐原駅下車徒歩





佐原



1998.09.19
2009.10.03
佐原は、利根川の自然堤防上に位置し、明治末期まで河港町として発達した。国鉄成田線の終点だった時代(1898年〜1931年)は水陸交通の中継点として栄え、米の集散地で米問屋・肥料問屋が多い。古くから酒・味噌・醤油などの醸造業が発達した地でもある。
佐原は、川越に並んで関東地方でも古い町並みがよく残っている屈指の町で、関東で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。町並みの見どころは市内を流れる小野川沿いや香取街道沿いで、小江戸と称するにふさわしい町並みである。また、佐原銀座商店街は昭和レトロを感じ、その裏には旧遊里と思われる一角もある。

佐原駅前の尾張屋商店(左上)

小野川沿いの町並み(上、左)

正上(天保3年)(左下、下)

中村商店(安政2年)(左)

佐原二大祭は八坂神社の祇園祭と諏訪神社の秋祭り。(上)

伊能忠敬旧宅(左上)。伊能忠敬記念館(左)は町並みに合わせたデザイン。

昭和レトロの看板建築が建つ佐原銀座商店街(左上)と裏町の飲食店街(上)


旧香取街道の横宿通りの町家(上)と旧三菱銀行佐原支店(左下)、裏町の旧遊郭と思われる一角(左中)
旧香取街道の横宿通り。蔵造りや出桁造り、洋風近代建築が並ぶ(上)


旧香取街道の正文堂書店(明治17年)

与倉屋(明治初年)
酒醸造に始まり戦前までは醤油醸造を続けていた。
参考資料 リンク
香取市

参考文献