久留里 白漆喰と石の店蔵が並ぶ市場町で栄えた町並み

千葉県
君津市
久留里



交通

JR久留里線久留里駅下車




久留里





2010.11.20
久留里は、小櫃川(おびつがわ)河岸段丘上に形成された旧城下町。戦国時代、里見義堯が築いた山城の久留里城があり雨城(うじょう)と呼ばれていた。伝統工芸のクロもじの木を使った雨城楊枝が今に伝えられている。近世には、3万石の大須賀氏、土屋氏、黒田氏と続き、流域の農村を後背地として農林産物の集散地として2.7の六斎市を開催し、代表的な市場町として発展した。
市街地は小櫃川の東側の河岸段丘を通う久留里街道を主軸に形成され、町の中ほどから分岐する上総大久保方面への街道方向へも広がっている。関東らしく店蔵の並ぶ町並みで、名水とうたわれた井戸が町のあちこちに掘られている。
久留里線久留里駅

久留里商店街のゲート看板(上)
久留里街道の町並み
久留里商店街の町並み
いろんな看板建築

町並み景観上の重要な建物である木村屋金物店。石は房州石かな?(左上)

商店街の裏側は蔵な並ぶ(上)

街道の分岐点にある町家(左下)

店蔵の並ぶ町並み(上上、左)
川越などでみられる雲雲した鬼瓦(上)

上総掘りと呼ばれる自噴井戸による地下水の井戸(左上)

吉崎酒蔵(上)

こういう寄棟の母屋の四方に下屋をつけた平屋建てが関東、特に房総半島には多い(左下)
参考資料 リンク
君津市

参考文献