禅林街 江戸時代初期に形成された同一宗派の寺院街

青森県
弘前市
西茂森





交通
JR奥羽本線弘前駅下車





禅林街





2012.10.07
戦国時代に堀越城を拠点として津軽統一を成し遂げた津軽藩為信が新城(弘前城)を計画し、二代信枚が慶長15年(1610年)築城に着手した。信枚は、新城建設着手とともに、領内の寺院神社に対して新しい城下町に移るよう命じた。そしてこれらの寺院は、城下の要所に配置されたが、西南の押さえとなったのが長勝寺を中心とする寺院街である。元和元年(1615年)に入り口に空堀と土塁を築いて桝形を設けたもので、曹洞宗の寺院33カ寺が廃された。このように、江戸時代初期に同一宗派によって造られた寺院街は、全国でも類例がなく、昭和27年には国史跡に指定されている。
弘前城跡長勝寺構の寺院街

長い1本、短い1本に寺院が並ぶ。突き当りにあるのが長勝寺。
桝形にある洋風の建物(上)

黒門
禅林街の入り口にある(左)
一直線の並木道
茂森禅林街の町並み
茂森禅林街の町並み
茂森禅林街の町並み(上)

六角堂(左)
参考資料 リンク
弘前市

参考文献